奈良時代の地誌『風土記』から見る昔の甘酒の世界
大和国飛鳥(奈良県高市郡)の藤原京から平城京(奈良県奈良市)へと遷都(約25キロ)した直後の713年(和銅6年)、元明天皇(43代:在位707~715年)の勅命によって各国に編纂させた地誌で、国ごとの産物・地名の由来・古 […]
続きを読む大和国飛鳥(奈良県高市郡)の藤原京から平城京(奈良県奈良市)へと遷都(約25キロ)した直後の713年(和銅6年)、元明天皇(43代:在位707~715年)の勅命によって各国に編纂させた地誌で、国ごとの産物・地名の由来・古 […]
続きを読むあまざけの歴史を紐解いていくと、古代時代区分(弥生時代~平安時代)と、その当時の都の位置、そしてその移り変わりが分かる方が理解しやすいかと思い、『古代日本の時代区分と都の位置の移り変わり』としてまとめました。 都の位置は […]
続きを読む和名鈔(わみょうしょう)とは、平安時代中期の承平年間(931~938年)に醍醐天皇(60代)の皇女である勤子内親王(きんしないしんのう)の命で、源順(みなもとのしたごう)により撰進された日本初の漢和辞典です。この書物には […]
続きを読む貧窮問答歌(びんぐうもんどうか)は万葉集(第5巻)に記載されている山上憶良(やまのうえのおくら)の和歌で、731~733年間(天平3~5年)に起稿されたとあります。この和歌に『糟湯酒(かすゆさけ)』として、甘酒が冬の飲み […]
続きを読む日本書紀は、681年に天武天皇が川嶋皇子らに撰修を命じ、713年の元明天皇(43代)の勅命により、舎人親王や大安麻侶によって完成され、720年に元正天皇(44代)に撰上された全30巻の歴史書です。この書物には『天甜酒(あ […]
続きを読む延喜式(えんぎしき)とは905年(延喜5年)に醍醐天皇(60代)の命により編纂が開始され、927年に全50巻が撰修、967年に施行された古代日本の法律の施行細則です。この延喜式40巻の『造酒司(みきのつかさ)』の項目に『 […]
続きを読む公事根源(くじこんげん)とは、1422年(応永29年)の室町時代中期に、一条兼良によって書かれた全1巻の宮中の年間行事をまとめた書物です。この書物には『醴酒』という記述の甘酒に関係のあるキーワードが出てきます。
続きを読む守貞漫稿(もりさだまんこう)は1838年(天保9年)に喜多川守貞によって起稿され、1853年(嘉永6年)に一度完成し、1867年(慶応3年)に加筆され、約30年間で全35巻書かれました。しかし、刊行されることはなく、19 […]
続きを読む甘酒を調べていくと日本の神々の名前や伝承、甘酒にまつわる地や祭事と非常に関連深いことに気が付きました。甘酒は伊勢神宮での神事に用いられる4種の御神酒である白酒、黒酒、醴酒(甘酒)、清酒に名を連ね、今でも用いられており、酒 […]
続きを読む今日の甘酒はいつ頃現れたのだろうか。簡単に日本の酒の歴史から、甘酒の歴史を探ってみるべく記載致しました。 ※本記事は当サイトを立ち上げた初期の頃に記載し、よく読むと間違っている点や足りない情報もあるので今後、順々に加 […]
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