黒ぶ~Logその7:大関の日本酒銘柄の醴(RAI)に感動した話

たまたま、寄ったスーパーで見かけた日本酒…大関から発売されている『醴(RAI)』という銘柄の日本酒なのですが、この醴という文字は、奈良時代や平安時代ではみりん系の甘い再生酒としてコザケやレイなどと呼ばれ、江戸時代にはこの文字で『アマザケ』と読むなど、甘酒とは切っても切れない文字なのです。

明治時代に考案された『酸基醴酛(さんきあまざけもと)』と大関が独自に確立した『酵母仕込み』を組み合わせた『味醴製法(みらいせいほう)』で醸したとあります。

なんと、明治時代には、甘酒造りの手法を取り入れた酒造り(酒母・酛造り)の手法『醴酛』なるものが誕生していたのです!

さっと文献を見ましたが、本当に甘酒造りそのものを取り入れられていた!詳しくは別の記事として書くことにしますが、甘酒探求を深めていくと何気ない情報までもキャッチできるようになっており、甘酒とは関係のない商品からも甘酒の面影を見つけられるようになっていた。やはり、アンテナの精度を高めてキャッチできる情報量を増やすことって大切だなとしみじみと思い、スーパーを後にしました。

えっ?この酒は買わなかったのかな?と質問が来そうなのであらかじめ言うと、自分はあまり酒に強くはなく、720mlもある様な商品だと絶対に無駄にする(無駄にする=料理酒にする)ので、こういう面白いお酒は、大勢でわいわいやる時の話題の一品として買うリストに入れておくのです(笑)楽しく飲むのが一番!

 


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