ここ北海道・東北地方は、北海道、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県の1道6県が位置しています。この地域の品数は18品、200レビュー中の9.0%で、特に美味しかった甘酒が3つありました。
今回は、200種類以上の甘酒を飲み、23年間甘酒を造り続けている甘酒探求家の僕が北海道・東北地方の美味しい甘酒3選を紹介いたします。
※2017年12月選定
Contents
おすすめ3選(全18品中)
1.秋田県の甘酒屋『藤本商店』の米麹甘酒『あまざけ-あめこうじ使用-』
秋田県の南東部に位置する大仙市にある甘酒屋『藤本商店』の米麹甘酒です。
この甘酒は、秋田県総合食品研究センターで開発された麹菌『あめこうじ』を用いて造られています。香しい仄かな麹の香り、そして癖のないストレートで美味いとしか感じ様のない甘味とコクが嬉しい高い満足感。きっと誰に飲ませても甘酒ファンにしてしまえる至高の一品です!
2.福島県の酒蔵『人気酒造』の全麹仕込みの米麹甘酒『麹だけでつくった酒蔵の本格甘酒』
福島県の北部に位置する二本松市にある酒蔵『人気酒造』の米麹だけで仕込んだ米麹甘酒です。
この甘酒は、吟醸用の麹を用いており、吟醸香や仄かな酒粕に似た香気まである香り豊かである事が特徴的です。また強い甘さとコク、仄かな酸味で引き立てられた奥深い味わいが、満足感を高めており、飲み易く非常に美味い一品です!
3.北海道の味噌醤油屋『服部醸造』の黒米を用いた米麹甘酒『さくらあまざけ』
北海道のクジラの尻尾の様な形の半島の付け根に二海郡(ふたみぐん)という地域があります。この地域にある味噌醤油屋『服部醸造』の黒米を用いた米麹甘酒です。
この甘酒は、華やかな香りと仄かな穀物香、その後の落ち着いた味わいが特徴的です。甘味は非常に強く、旨味は甘味にどっしりとしたコクを与えており、極わずかな酸味が味わいに奥深さを与えている美味い一品です!
まとめ
北海道・東北地方の商品は、18品(200レビュー中の9.0%)と品数が意外と多くはありませんでした。
今回は、秋田県の藤本商店(米と米麹の甘酒)、福島県の人気酒造(米麹だけの甘酒)、北海道の服部醸造(黒米を用いた米と米麹の甘酒)で、藤本商店が甘酒屋、人気酒造が酒蔵、服部醸造が味噌醤油屋の商品でした。藤本商店の甘酒は、全国的に見ても非常に洗練された味わいの美味しい甘酒でいつ飲んでも大満足の一品です。人気酒造の甘酒は酒蔵らしい洗練された味わい、服部醸造は味噌醤油屋の商品としては癖が少なく美味しく飲み易い一品です。
いずれの甘酒も非常に美味しい商品なので、見つけた際には是非飲んでみてください!