甘酒喫茶レビュー12:奈良県宇陀市にある久保本家酒造の酒蔵カフェの甘酒

今回ご紹介するのは1702年(元禄15年)創業の奈良県にある酒蔵『久保本家酒造』が運営する『酒蔵カフェ』です。

商品情報及びレビュー

注文した甘酒

・甘酒(冷)500円(約350mlほど)※ランチセットの商品よりも単品は大きい

手造り麹のややライチ系の様な麹の香りがし、風味も同じ感じですが程よいです。甘味は程よく強く甘く、コクのある甘味が口の中に優しく広がり、じんわりと余韻を残します。旨味も強く、香りと甘味に深みを与えています。酸味はあまりありませんが、甘味に深みを与えている感じがします。粒々感は微細に砕かれ、粗めに漉されている感じです。しかし、非常に味わい深く美味しいです。10段階評価で9です!

※本日は、ランチで戴きました。価格は1500円でした。

注文した甘酒以外の商品

・ランチメニュー1500円

※粕汁か豚汁を選択できる!

※ドリンクとデザート、または日本酒とおつまみを選択できる!

◆料理

料理も所々に麹が用いられており、特に粕汁と塩糀鳥の唐揚げ甘酢がらめが絶品だった!特に粕汁は酒粕の香りが絶妙にし、味噌の風味と旨味にマッチしていて美味しく飲み易かった。

全体的に味は濃過ぎず、それでいて満足のいく味わいのある料理でした。

◆甘酒(冷)約180mlほど

※上記のあまざけレビューを参照ください

◆抹茶の麹二層レモン仕立て

抹茶の層が表層の抹茶ゼリーとババロアの様な

表層は濃ゆい抹茶ゼリーとその下はババロアの様な層の二層仕立ての商品で、ババロアの味は濃厚でコクがあり美味しい。レモンシロップが掛けられているおり、濃厚なコクの中に酸味が加わり食べやすい商品でした。しかし、甘酒又は麹が入っていると言われないと気が付かない感じです。

・日本古来の飲む点滴米麹の甘酒

カフェスペースにて販売されていた500mlの瓶詰めの甘酒『米糀の甘酒』で税抜694円。

後日、レビューに致します。

店舗情報及びレビュー

店舗情報(住所)

奈良県宇陀市大宇陀出新1834

URL:http://kubohonke.com/sakagura-cafe

最寄駅:近鉄榛原駅

店舗レビュー

宇陀市は山に囲まれた盆地(高原)にある市で、見回す限りの山、山、山です!しかも、知人の地元の方に伺うとここは年中湿度が高めの地域で、霧も良く発生するのだとか…

店舗は300年前の創業時に酒蔵として用いられていた場所で、そこをリノベーションしてカフェスペースにしたそうです。しっかりとした太い木造の枠組みが非常に良い色和えの褐色で味があり、土壁に覆われた涼しげな空間が非常に落ち着く雰囲気の良いお店です。お店に入店してすぐのスペースがテーブル席が並ぶスペース、そして奥に20畳位ありそうな座敷があり、庭を一望しながら料理を頂くことが出来ます。

店舗内もさながら、店舗の外の造りも非常に味のある酒蔵の外観…ここのお店はとてもステキで、広いスペースもあるので団体での利用もできます。

甘酒が飲めるカフェとしては、ここまで広いスペースを確保してある店舗は初めて拝見いたしました。

景観、料理ともに最高の素敵なお店ですので是非、宇陀にお越しの際は寄ってみてほしいです!


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