商品レビュー
鳴門のいも屋の甘酒を飲んだ感想
1994年(平成6年)創業の徳島県にあるイモ屋・酒蔵『鳴門のいも屋』の鳴門金時と糀で造った米麹甘酒です。
ホームページに平成18年に四国初の本格焼酎製造免許を取得したことが書かれており、四国にはそれ以前には焼酎製造を生業としていたメーカーがなかったことが伺えます。
香りは麹の香りと仄かな有機酸の香りがあり、風味は仄かなイモの香りと青臭さ、酸味はないが乳酸発酵臭に似たものがあります。甘味はやや薄く、仄かなコクと、薄めの甘さがサッと口の中に広がり、後味に風味の余韻を残します。旨味も薄めで、味に仄かなコクを与え、やや香りに丸みを与えている気がします。酸味はほぼなく、軽い飲み口になっています。粒々感はある商品で、イモのざらつきが仄かにあります。香りに癖が、味は薄めですが飲み難くはないです。
評価:10段階評価
総合評価 7 (香りにやや癖があり、味は薄めであるが、飲み難くはない一品です。サツマイモを用いた珍しい甘酒です)
香り 7 (香りに仄かな有機酸の香り、風味はイモとその青臭さ、乳酸発酵臭の様な香りがあります)
甘味 7 (甘味はやや薄く、仄かなコクのある甘さが口の中にサッと広がり、後味に香りの余韻を残します)
旨味 7 (旨味はやや薄く、甘さに仄かなコクと、味と香りに丸みを与えています)
酸味 1 (酸味はほぼありません)
飲み易さ 7 (粒々感はあり、時折、イモのざらつきを感じます。香りに癖があり、味はやや弱めですが、飲み難くはありません)
商品情報
甘酒メーカー
製造:株式会社鳴門のいも屋
徳島県鳴門市瀬戸町明神字板屋島123-5
量と価格
200g 税抜円(円/g)
※ml表記をgに変えています。
原材料
米こうじ(国産)、さつまいも(鳴門金時:国産)、米(国産)
栄養成分表示
100g当り 熱量 113kcal、タンパク質 2.3g、脂質 0.3g、炭水化物 25.3g、食塩相当量 0.01g
※日本食品標準成分表2015年版(七訂)の計算による推定値
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