レシピその4:水筒だけで出来ちゃう!炊飯器要らずの美味しい米麹甘酒の作り方

甘酒探求家黒猫クロぶーが教えるお家で簡単、米麹甘酒造り第3回です!

前回は炊飯器を7時間占領する作り方ができない方向けに、炊飯器の占領時間を約70%OFFにした水筒(魔法瓶)を用いる方法をお伝えいたしました。

今回は、なんと炊飯器なんていらない甘酒造りの方法を伝授しようと思います。この造り方は、前の2つの造り方が『薄造り』だったのに対して、『早造り』という方法になります。この方法さえ覚えてしまえば、朝の出社前に、甘酒を仕込み、お昼ごろには美味しい甘酒を頂くことができるという大変すばらしい方法となっておりますので、甘酒中毒の方も、甘酒にチャレンジしたいけど大変そうという方も簡単にできるので是非チャレンジしてみてください。

今回の甘酒の造り方『早造り』の説明は『原材料の配分と種類で変わる米麹甘酒の種類』で詳しく説明しています。また今まで2回に渡ってお伝えした『薄造り』の説明も同じくしてありますので、参考にしてみてください。

STEP1.準備するもの

水筒(魔法瓶)、温度計、測り(※水筒の容量を考えて原材料を図る)、有ったら便利なティファール

今回は水筒の容量が250g(ml)のものを使用するので、原材料は米麹60g、68℃のお湯を180g。お湯は麹の約3倍量使います。

※このレシピの麹は乾燥麹を前提に書いております。生麹(しっとりとして水分の多い麹)を使用する場合は、1.2~1.3倍量(72g~78g)に、お湯を168g~162g入れてください!

※以下に、今回用いたのと同じものもしくは近しいものを貼っておきました。温度計は結構使い勝手が良く、魔法瓶は温度がキープできるものなら何でもOKです。米麹はこのやり方と量だと12回分(甘酒2.9L)と大変お安くなっております!

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STEP2.作り方

①ティファールで沸騰したお湯を作り、用意した水稲の中に満タンに注ぎ、しっかりふたを閉めて、逆さにして殺菌と水筒の温めを行う。※火傷に注意してください!

②10分後、水筒内のお湯を捨てて、米麹80gを入れて、65℃のお湯を満タンまで注ぎ入れる。

③その後、4時間で出来ちゃいますが、多少余裕を見て5~6時間保温すれば完成です!※カバンの中に入れられて、移動する中で揺られて酵素と澱粉が効率よく混ざるので、糖化が良く進みます。

まとめ

この方法で造った甘酒は、薄造りの甘酒と比べ、麹の香りが非常に立っており、味も甘さとコクとほのかに酸味を感じる非常に美味い甘酒が出来上がります。

なんと!こんな簡単な方法でも美味しい米麹甘酒が出来てしまうのです。注意すべき点は2つあり、水筒の殺菌をしっかり行うことと、加えるお湯の温度を65℃位にすることを遵守してください!

この方法は厳密に必要な道具は水筒のみなので簡単なうえに超リーズナブルなのです。しかも原材料が麹100%の全麹仕込みの甘酒となっているので、薄造りの甘酒よりも麹由来の酵素や栄養成分が多いのが特徴的です。『最初からこれを教えろよ!』とツッコミの声が聞こえてきそうですが、ご容赦ください(笑)

※また、この方法であれば、買ってきた麹の質も簡単にチェックすることが出来ます。僕自身が麹の質をチェックし、美味しい甘酒造りに適しているかどうかのレビュー麹レビューも近日公開していきますので楽しみにしていてください!


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