一般社団法人国際教養振興協会のしめ縄づくり∞プロジェクトに参加した話【黒ぶ~Logその53】

しめ縄づくりin湯島天満宮甘酒造りを始めて20年以上の甘酒探求家黒猫クロぶーです。今回は一般社団法人国際教養振興協会が企画する『しめ縄づくり∞プロジェクト』に参加した話です!

※本当は昨年12月半ばの話だったのですが、あれよあれよという間に年が明け、一月末に(;’∀’)

本来、お正月とは旧暦睦月(1月)の別名なのだそうで、1月1~31日を言うのだそうです。せめて正月の間に…と今更ながら記事をアップ致しました。

しめ縄とお正月行事

『しめ縄』とはお正月飾りとして、大体の方が玄関に飾るものでしょう。しめ縄の他に重要なアイテムがあと2つあります。それが門の辺りに飾る『門松』、そして家の中に飾る『鏡餅』です。

 

まず、お正月とは、豊作をもたらす歳神様(農耕神)をお迎えし、一年の健康と豊穣をお祈りする儀式です。

 

お正月に用いられるこの3つの道具にはそれぞれ大事な役割があります!

 

外側から順に

①門松…神様の魂が宿る依り代の役割を担い、主役はツンツンとした松で、雷がモチーフになっているそうです。雷が落ちた土地は五穀豊穣になると言われており、その様から神様が土地に宿る意味合いがあるそうです。

門松

②しめ縄…稲で作ったしめ縄は神様が通る道となり、お招きする為に輪っかになっているそうです。今では中国産の水草で作られたものが販売されていますが、本来は金色に色が変わる前の稲を刈りしめ縄の材料とするそうです。

注連飾り

③鏡餅…神様の御霊がそこに宿ると言われております。お正月にお餅を食べるワケは、神様の御霊が宿ったお餅を食べることにより、神徳を賜り、一家が一年間安泰に過ごせることを願う意味合いがあります。

鏡餅

ちなみにお正月で外せないのが『お年玉』で、本来は『おおとしがみのたましい』、年神様の魂が宿ったお餅をお分けする儀式が由来なのだそうです。
子供の頃に心躍らせていたお年玉にこの様な意味があったなんて…なぜ、正月にお年玉としてお金を貰えたのか、よくよく考えると不思議な習慣ですが、一見不思議な習慣には昔からの重要な意味が隠されているものなんですね。

お年玉

なぜしめ縄づくりに参加したのか

日本各地の甘酒祭に参加する中で、必ずと言っていいほど目にするのがしめ縄でした。お正月の注連飾りだけでなく、鳥居や本殿に取り付けられた注連縄は神社のシンボルで、まさしく、神社と言ったら『しめ縄』を挙げる方も結構いらっしゃるのではないかと言えるほどにメジャーな存在ではないでしょうか?

奈良県桜井市の大神神社の鳥居

実は、今年の甘酒祭を巡った際に、ある地域ではしめ縄作りを職人さんに依頼して造られていたそうなのですが、職人さんの年齢の事もあり、今後、造っていけるのか不安があるというお話を伺いました。

 

僕自身は、甘酒造りという醸造学的な関心から、神道という日本の文化に関心を持ち、甘酒との関連を調べています。その中でやはり目につくのが、担い手がいなくなることによる伝統の衰退です。つまり、やる人が減るから、祭りが簡略化され、簡略化されたことで、本来の祭りの姿や意義が掛けていき、やる人が減るという悪循環が見られます。

 

そうすると、折角、何百年も続けて来ていた伝統行事がなくなってしまう事を意味し、地域の個性がなくなってしまうことになり、非常に勿体なく感じました。

 

特に甘酒は、原材料の米、麹いずれも米なしには造る事ができません。さらに麹菌の学名はAspergillus oryzae(アスペルギルス・オリーゼ)と言いますが、このoryzaeは稲の学名であるOryza sativaが由来となっているのです。

つまり甘酒は稲があったからこそできた飲み物なので、同じ稲で作られたしめ縄に自然と関心が向いたのです。

 

そんな時に、国際教養振興協会の『しめ縄づくり∞プロジェクト』の存在を知り、参加しました!

 

しめ縄づくりに参加した感想

しめ縄づくりは、想像していたよりもずっと簡単であり、また想像以上に手の力を使う為、手が攣ってしまい痛かった…この痛みも藁の感触も自身でやってこそのものなので貴重な体験です!

しめ縄づくりin湯島天満宮2そして、自身の手で紡がれるしめ縄を見ると愛着が湧くと共に、神社のしめ縄や正月の注連飾りが非常に身近な存在として親しみが湧く感覚が嬉しく思えました。

 

何より、稲わらの香りが、普段ではあまり嗅ぐことのない畳のイ草にも似た青臭い香りがとても香しい…

 

注連飾りの飾りは、松ぼっくりや松の葉、紙垂などをつけてあげると良いそうですが、今回は何も飾りつけをしていない状態で飾りました。

しめ縄づくりin湯島天満宮3こういう体験を踏まえることで、お米と甘酒、そして神社でのご神事についてもっと深い考察ができるようになれればと思い会場を後にしました。



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