黒ぶ~Logその40:毎日甘酒を飲んでいる甘酒探求家の腸内菌叢の解析結果は!?

甘酒造りを始めて20年以上の甘酒探求家黒猫クロぶーです。前回の記事『毎日甘酒を飲んでいる甘酒探求家の腸内菌叢は如何に!?』で、僕の腸内菌叢を株式会社サイキンソーの検査キット『Mykinso(マイキンソー)』を用いて検査する実験を行いました!
今回、その結果が出ましたのでお伝えしようと思います。

※今回の結果は僕のプロフィールに『腸内菌叢プロフィール』の欄を設けて公開して

マイキンソーを用いた腸内菌叢の検査の結果

まず、どういうことがわかるのか?

腸内菌叢を占める微生物は主に4つグループ(門)に分けることができ、ビフィズス菌が所属するアクチノバクテリア門、乳酸菌が所属するフィルミクテス門、日和見菌が所属するバクテロイデス門、病原菌が多いプロテオバクテリア門によって構成されています。

このマイキンソーを用いた検査によって、以下の事がわかります。

・4つのグループに属する菌の割合
・どういう菌が多い腸内菌叢タイプなのか
・腸内菌叢の多様性
・太りやすさ(FB比:フィルミクテス門とバクテロイデス門の比率)
・主要細菌の割合(ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌、エクオール産生菌)

 

検査結果

僕の腸内菌叢は、4つのグループに属する菌の割合と主要細菌の割合を交えて書くと

・アクチノバクテリア門の菌が平均より多く、ここに属するビフィズス菌は平均的
・フィルミクテス門の菌が平均より多く、ここに属する乳酸菌は平均の6倍、酪酸菌は平均的
・どっちつかずの日和見菌が属するバクテロイデス門の菌は平均より少なく
・病原菌などが多く属するプロテオバクテリア門の菌が平均より4割ほど少ない

 

『ここまでを簡単に言うと、善玉菌が平均よりもかなり多い腸内菌叢でした。』

 

次に腸内菌叢のタイプ、多様性、太りやすさ、主要細菌の中のエクオール産生菌の割合を書くと

・腸内菌叢のタイプは、動物性タンパクや脂質をよく摂取する食生活をしているタイプ
・腸内菌叢の多様性は、平均よりも多い(普通よりも沢山の種類の菌がいるという事です)
・太りやすさの指標のFB比は平均的だが、若干太りやすい寄り
・大豆イソフラボンをエクオールに変換する菌が平均の4倍と多め

 

『普通よりたくさんの種類の菌が住み着いており、脂質代謝力が高く太りにくいタイプの腸内菌叢だが、菌のバランスで言えば痩せやすいタイプでもない。ただ、大豆イソフラボンをエクレオールに変換する菌が通常の4倍もいました。』

 

特にエクオール生産菌は30~50%の人しか持っておらず、実は女性ホルモンの様な働きをする物質はイソフラボンではなく、腸内細菌によって変換されてできたエクオールであるという研究結果が出ているのです。

おお、これは、お肌や髪もつやつやになってくれそう(笑)

 

腸内菌叢の検査結果を踏まえて

甘酒は糖質やアミノ酸、ビタミン類が豊富ですぐ栄養源になりやすい『飲む点滴』としての性質の他に、麹菌が作り出した様々な物質やオリゴ糖等が、腸内細菌にとっての良質な餌になると言われている日本古来からの飲み物です。

今回は、この甘酒を飲むことで腸内菌叢改善ができるのか!?甘酒もオリゴ糖や食物繊維の様に善玉菌を増やす物質の総称であるプレバイオティクスとなりえるのではないか!?そういう興味・関心の元に2017年末に腸内菌叢検査を行い、記事を作成致しました。

僕だけの結果で、甘酒は腸内菌叢改善に抜群に良いということは言えませんが、今回の結果だけを見ても、意識して甘酒を摂取することに意味はあるのではないかと思います。

 

しかし!やはり、毎日飲むなら美味しい甘酒を飲みたい!

 

やはり甘酒を毎日飲むなら美味しい商品を飲みたいのが本音、僕は今後もほんとに美味しい甘酒『総合評価9~10点』の商品を中心にお勧めしていきたいと思っています!そして、ほんとに体に良いのかなどの追求を続けていくために、毎年、定期的に腸内菌叢の検査をしていこうと思いますので、今後とも楽しみにしていてください!!

 

また年末に検査します!(笑)

 

もし、皆さんも腸内菌叢検査に興味があるという方は株式会社サイキンソーの『腸内菌叢検査キットMykinso(マイキンソー)』を使って検査してみてください♪