市販甘酒レビュー2:寺田本家の乳酸発酵米麹甘酒『米グルト』

商品レビュー

寺田本家の甘酒を飲んだ感想

近江で創業し、(延宝1673~1681年)に千葉県に移り以来この地で酒造りを続ける酒蔵『寺田本家』の乳酸発酵させた米麹甘酒です。

販売者は仁井田本家の『まいぐると』と同じ神奈川県の企業『片山』です。手に取った乳酸発酵甘酒としては三品目ですが、1番最初に上げようと思います!

実は今年の春からずっと探していた一品で、ずっと入荷待ちの状態で飲む機会が得られなかったのですが、紆余曲折、甘酒を求め続け、やっとの事で出会いを果たしました(笑)

乳酸発酵をすると乳酸の酸味と引き換えに甘味が減ります。乳酸発酵タイプの甘酒はこの事を加味すると、普通の甘酒と同じに考えない方が良いかとも思っていましたが、払拭させられました。

この商品は『蔵内の乳酸菌をで全量自然発酵させて仕込みました仕込み時期により、多少風味が変わります。』と記載があります。所謂、蔵付き乳酸菌(蔵に住み着いている乳酸菌)と言われるもので、蔵付き酵母などと合わせて、その蔵で造るお酒の性質に大きな影響を及ぼすものです。この蔵、固有の個性と言っても過言ではありません。

 

味の感想は、甘さの中に、旨味とそしてコクがある。低温殺菌牛乳を飲んでいるかのようなコクと旨味です。そこに酸味が絶妙にマッチしています。乳酸発酵の風味がさらに個性を出している。

間違いなく人に勧められる一品!ゴクゴク飲みたくなるほど美味いです。

 

評価:10段階評価

総合評価 10 (香りは清涼感のある乳酸発酵と米麹のものを感じ、甘さと旨味がしっかりあるが、酸味があることでサッパリ感があり、沢山飲めそうな味わいです。4回ほど買って飲んでいますが、それでも美味しい商品でお勧めです!)

 

香り 10 (香りは米麹の香りが薄っすらとそれ以上に乳酸発酵の香りがする。風味は甘さにマッチした優しい乳酸発酵の香りが口の中に広がる)

甘さ 8 (乳酸発酵後なのに絶妙なバランスをとる甘さ、甘過ぎず、そして飲んだ後はさっぱり感があります)

旨味 7 (旨味とともにコクがある。まるで飲むヨーグルトのような味わいを出しています)

酸味 6 (酸味はそこそこ強く、そして風味に味わい深さを付加しています)

飲み易さ 9 (粒々感は完全に微細状態であり飲みやすい。香りや味のバランスも良く、酸味があり喉越しもいいので、1Lくらいゴクゴクいけそうです!)

 

販売コーナー

◆1本・160g/本・税抜278円/本

◆12本入り・160g/本・税抜278円/本

◆24本入り・160g/本・税抜277円/本

商品情報

甘酒メーカー

販売:株式会社片山

神奈川県川崎市幸区古市場1-34

URL:http://www.kuranomoto.com/

 

製造:株式会社寺田本家

千葉県香取郡神崎町神崎本宿1964

URL:http://www.teradahonke.co.jp/

 

量と価格

160g 税抜 280円(1.75円/g)

※ml表記をgに変えています。

 

原材料

米(国産)、米麹(国産米)

 

栄養成分表示

100g当たり エネルギー 83kcal、たんぱく質 1.6g、脂質 0.1g、炭水化物 18.9g、ナトリウム 5.3mg

 

更新情報

・170831:5段階評価を10段階評価に変更いたしました。


コメントを残す




このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください