こんにちは!
甘酒探求家黒猫クロぶーです。今回は貴醸酒という商品を知りましたので、その感動と今後美味しくなるために、一つ記事にしてみました。この酒も美味しそうでかつ面白い酒なのです。
きっかけは、『日本書紀から見る甘酒の歴史』の記事を見て、現代の貴醸酒に似たお酒だというコメントを頂きました。
僕自身もそのようなタイプのお酒は飲んだことがなく、よくよく調べてみたら面白いことがわかりました。
このお酒は日本酒の仕込みの途中段階、醪造りの段階で清酒を添加して、とろみのある高濃度のお酒を作る言うもので、基本的な作り方は日本酒に近いものでした。日本酒度も−40と非常に甘口なのが特徴です。
そして、日本書紀に現れる『醴酒』と言うものがあるのですが、こちらも甘口でかつ、この時代は日本酒度も高い甘口の酒がメインであったため似たような系統のものではあります。
しかし、この時代のお酒は現代のお酒と仕込み方が違うし、かつこの醴酒は6月〜7月末の暖かい時期に造られていたのと、仕込んでから一晩でできる一夜酒であったので、厳密に言えば貴醸酒とは違うものです。
どちらかと言えば、みりんの仕込み方に似ているのではないでしょうか?!
僕自身はそう予想してみました。
実際、みりんは米・米麹・酒で仕込まれているもので、その為に、あのトロッとした甘い味わいを出しているのです。
みなさん、気がついたことはないでしょうか??
実は、みりんは甘酒ととても近しいものなのです。
甘酒は米・米麹・水で仕込むものなので、みりんも熟成期間が短いものは、まさしく、その味わいは甘酒に近いものがあります。
また、みりんは江戸時代には女性にお酒として人気であったと言う話さえあります。
おぉ!味醂も甘酒の親戚ではありませんか!!
今度、気を見て美味しい味醂の飲み方や使い方も検証して見たいなと思いました。
実は、頂いた質問の内容には続きがあり、キーワードは『しおり』です。
こちらは、明日、続きで書こうと思いますので、乞うご期待を!
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