『甘酒探求の旅』について

『甘酒探求の旅』って何?

甘酒探求家としての尽きない好奇心と

『この世にはまだまだ味わったことのない至高の甘酒がきっとどこかで待っている!!』

そんな期待を胸に、日々探し回った甘酒達の記録と感想を綴るコーナーです。

 

どんなことを書いていくの?

喫茶店や飲食店、またそこで飲んだり食べたりした商品の感想。→題名頭を店舗レビューとして記載。商品は10段階中何点かで付けています。詳しい説明は後にいたします。

小売店で発見して購入した酒粕甘酒、米麹甘酒の感想。→題名頭を市販甘酒レビューとして記載。商品は10段階中何点かで付けています。詳しい説明は後にいたします。

あまざけに所縁のある土地、祭事、神社等の紹介。→題名頭を甘酒祭りと所縁の地として記載

甘酒好きな自分の視点からである為、参考までに見ていただければと思います。

好きな甘酒のタイプは、甘さが強く、旨味も程よくある、そして米麹の香りもする方がよい。あとは普通の米と米麹(黄麹)の甘酒以外組み合わせなど、特色あるものも好きです。反対に火入れによる味の変化が大きい物、味が薄くて、飲みごたえのない物は好みではありません。

あくまで自分個人の嗜好の話なので、ここに書いたものすべてが正しい訳ではありません。

甘酒探求家としての視点で、美味しかったものは、美味しかった。そうでないものは、そうでないと書いていこうと思います。

 

市販甘酒レビューの評価に関して

2017年8月中旬:5段階評価から10段階評価への変更に関して

今回、5段階評価を10段階評価に変更しました。
5段階評価時は総合評価を各項目のポイントの平均点を載せておりましたが、今回の改変に伴い総合評価は率直な感想に基づき記載することにいたしました。

理由は、各評価項目を明記した上で説明致します。各項目は、総合評価、香り、甘味、旨味、酸味(10段階評価への変更に伴い追加)、飲み易さの6つあり、それぞれの点数の判断基準は、以下の通りです。

2019年12月中旬:今までの10段階評価の見直し

今回、2017年8月中旬から2年5ヵ月続けてきた10段階評価で付けてきた甘酒の点数を見直す事に致しました。

理由は、長く点数を付けていく中で以下で規定していた評価項目と乖離が出てきてしまったためです。

市販甘酒レビュー450までは今までと同じ評価項目、レビュー451から再度、下記の評価項目を遵守した点数を付けていきます。

今までの450品目に関しても順次、再評価していき編集していく予定です。
下記点数を遵守したものは、

 

10段階評価の評価基準

総合評価について

今まで24年以上あまざけを造り飲んできた経験、大学で学んだ醸造学の見識、400種類以上の甘酒を飲んで培った市場にある甘酒の記憶や情報を基に、総合的に見て優れているか否か。【総合評価の詳細】

香りについて

香りの質感とその強弱の良し悪しにより決めている。具体的にその質感とは、吟醸香、果実香、ライチ香、リンゴ香、酸臭、麹の栗花香、酵母臭、アルコール臭、エステル香、米の香り、糠の香り、雑菌臭(ロット差があるのでややぼかす)など香りの感じ方を指しています。そしてその強弱により自身が好ましいか好ましくないか(主観的評価)、一般の方が美味しく感じるか否か(客観的評価)で評価しています。

甘味について

甘味の強弱やその質感により評価。甘味は強弱がやはりインパクトとして大きい為、この評価項目は7割方強弱により付けています。そして前後1点は、その甘味の質感から左右し、評価しています。甘味の質感とは、甘さが強くても必ずしも美味いとは限らず、香り、旨味、酸味の相互バランスにより感じ方が大きく変わるためです。

旨味について

旨味の強弱やその質感により評価。旨味も甘味と同様にその強弱により、味の感じ方に与える影響は大きく、一番見る所です。しかし、旨味が強ければ美味しいのかといえば、必ずしもそうではなく、旨味に質感の話になりますが、柔らかみのある優しい旨味なのか、ごってり強く荒々しい旨味なのか、旨味は強いが雑味も同じく強いのかによって変わってきます。旨味は、甘味以上に質感を重視しているのは確かで、旨味の強弱とその質感の感じ方を総合的に見て付けています。

酸味について

酸味の強弱やその質感及び飲んだ時の有機酸の有無などにより評価。
酸味はまずはその強弱が商品の性質に大きく影響する為、一番に見ています。しかし、酸味の有無は商品に大きく影響を及ぼす反面、香り・甘味・旨味の3つの強弱や質感により、良し悪しの感じ方が変わる補佐的な要素の気が致します。
その為、その評価は強弱には基づいているものの、香り・甘味・旨味に大きく左右される評価項目であることをここに断っておきます。

飲み易さについて

甘酒の液質と香りと味により評価。甘酒の液質とは、原材料由来の固形物の有無、サラサラかドロドロかなどの液の状態などのことです。この質感は香りや味によりその感じ方の良し悪しが大きく左右されるため、良ければ飲み易く、悪ければ飲み難いとみています。

この様に、総合評価は美味しいか否か、他の評価は個々の強弱や質感により点数付けをしています。そして、その評価の根拠を自分の言葉でも記載していますので参考にしてみてください。

 

最後に、総合評価をなぜ各項目の平均点にしなかったのかの説明に移ります。

例えば、香りは非常に良いが、甘味と旨味は控えめで、酸味はなく、飲み易い甘酒を見つけた時に総合評価を9~10点にしたいと仮定します。この際、各項目に点数をつけるとすると、香り9、甘味7、旨味7、酸味1、飲み易さ8となり、総合評価6.4となる為、辻褄が合わないのです。

この為、総合評価は平均点記載をやめました。

現在、当サイトの評価形式は8月半ば以前に作成した記事は5段階評価、それ以降に作成した記事は10段階評価、過去の記事の評価方式を10段階評価に変更した記事の3パターンありますので、5段階評価は随時、10段階評価の評価方式に変更していく予定ですのでご了承ください。

ただし5段階評価の5点の商品は間違いなく美味い商品、10段階評価での9~10点に相当致しますので、ご安心ください。

 

市販甘酒レビューの総合評価の点数に関して

市販甘酒レビューの総合評価の点数の説明を致します。

10点…甘酒自体が非常に美味しく、しかも香りや味などの質感が飛びぬけている商品に付けています。

9点…甘酒自体は非常に美味しいが、10点の商品に比べて、驚きが少ない場合に付けています。人によってはここの評価点の甘酒を10点とみるかと思います。

8点…甘酒自体は美味しく、香りや味のバランスが良く飲み易い商品に付けています。

7点…甘酒自体は美味しいが、何かバランスが取れていなかったり、物足りなさを感じた商品に付けています。

6点…甘酒を美味しいといってよいのか判断に迷う、または、バランスの今一つな商品に付けています。

5点…甘酒が美味しいといえないが、特筆して悪いところがない商品に付けています。

4点…甘酒が不味い、または特筆して悪いところがある商品に付けています。

3点…甘酒が非常に不味く、特筆して悪いところがある商品に付けています。

1~2点…筆舌にし難い商品にしか付けない。例えば完全に甘酒じゃない、激マズ、腐っているなど飲むことが困難なものにしか付けません。つまり基本的にこの点数は付けないし、該当する商品が現れないことを切に願う点数帯です。

 

店舗レビューに関して

店舗レビューは、甘酒の評価は市販甘酒レビューと比べて付け、その他商品の評価は旨いか否かの主観に基づいて付けています。

 

最後に

必ずしもここに記載した評価が他人の評価とイコールであるわけではなく、あくまで自分の今までの経験に基づいて振り分けしていることを改めて述べて、締めくくらせていただきます。

 


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