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商品レビュー
飯田商事の麹で甘酒を仕込んだ感想
1923年(大正12年)創業の大阪府にある原材料商社『飯田商事』が販売する乾燥麹を用いて早造り(全麹仕込み)の甘酒を造りました。
甘酒の造り方は『水筒だけで出来ちゃう!炊飯器要らずの美味しい米麹甘酒の作り方』に基づき、3回造りました。
この乾燥麹自体の味は、香りは仄かな麹の栗花香がし、風味は雛あられに似た米の香りがします。噛むとバリバリと砕け、口の中に強めの甘味がふんわりと広がり美味しいです!
検証結果
3回の試験の平均値は、スタート時の温度が60.8℃、6時間後の終了時の温度が41.9℃(低下速度は3.2℃/時)、糖度は20.5%でした。この試験では、麹由来の固形物量と糖度から消化率を計算しており、消化率は91.1%と非常に良く糖化できています。本試験では、栄養成分表示がなかった為、水分含量を10%と仮定して計算致しました。
飯田商事の麹で造った甘酒の味と評価
香りは癖の無い仄かな麹の香り、風味も仄かな甘い麹の香りがします。甘味は程よく強く、強いコクのあるじんわりとした甘味で、後味はさっぱりです。旨味は程よく強く、しっかりとしたコクと程よい旨味を味わいに与えています。酸味はあまりありませんが、味わいに仄かな果実味とじんわりとした余韻を与えます。粒々はしっかりあり、麹の硬さが少しありますが、全体的に口解けが良く、香りや味のバランスも良いため美味しく飲み易いです。
この麹で甘酒を造ると、しっかりと糖化され仄かにじんわりとしたコクのある美味しいものが造れると思いますので大変お勧めです!10段階評価で10です。
商品情報
麹メーカー
販売:飯田商事株式会社
大阪府八尾市安中町1-1-29
URL:http://www.iidagroup.co.jp/
量と価格
200g 税抜円(円/g)
原材料
うるち精米(国産)、種こうじ
栄養成分表示
記載無し