市販甘酒レビュー90:黄桜の酒粕甘酒『黄桜甘酒』

商品レビュー

黄桜の甘酒を飲んだ感想

1925年(大正14年)創業の京都府にある酒蔵『黄桜』の酒粕甘酒です。

酒粕の香りは吟醸酒粕使用とある通り良い香りがします。風味の感じ方は、酒粕の香りのほかにも感じ入るものがあったので味の説明の後にしようと思います。甘味は、濃過ぎないほどの丁度良いくらいで、スッと口の中に伸びるような清涼感ある甘さです。旨味もしっかりあり口の中にコクが広がり、甘さを引き立てています。酸味は、酸味料を添加している為か強くはないがある感じがします。ここまでが味の感想となりますが、実はカルピスウォーターを飲んでる感じがするのです(笑)風味感じる吟醸香と甘さ、酸味、旨味、そして喉越しのさっぱり感がまるで乳酸菌飲料を飲んでる感覚に近いものがあります。

粒々感は全くない商品で、液の口当たりは水のように非常にするりと喉を流れます。飲み終えた後の容器の底にもほとんど固形物はありませんでした。

甘酒という名を冠し、確かに風味は甘酒なのですが、感想としては新手の乳酸菌飲料と言いたい感じがしました。

 

評価:10段階評価

総合評価 6 (香りは酒粕の香りがし、味はカルピスウォーターを彷彿させるもので、これはこれで新鮮な感覚を抱きましたが、甘酒ではない気がしました。でも飲み易い)

 

香り 8 (酒粕の香りが良く、風味も良いです)

甘味 7 (甘味は甘いのですが、清涼感のあるさっぱりとした甘さで、後味はそんなに残りません)

旨味 7 (旨味もしっかりあり、甘さを引き立てていますが、しつこさはありません)

酸味 4 (酸味は強くはありませんが感じます。この酸味がこの商品に清涼感を与えている気がします)

飲み易さ 7 (粒々感は全くなく、かつ漉されている商品で、水を飲んでいるような口当たりです。香り、味共にバランスはよく清涼感があるので飲み易いです)

 

商品情報

甘酒メーカー

製造:黄桜株式会社

京都府京都市伏見区横大路下三栖(しもみす)梶原町53

URL:http://www.kizakura.co.jp/

 

量と価格

190g 税抜 118円(0.62円/g)

 

原材料

液糖、吟醸酒粕、米、食塩、酸味料

 

栄養成分表示

100g当り 熱量 69kcal、たんぱく質 0.9g、脂質 0.3g、糖質 15.5g、食物繊維 0.3g、食塩相当量 0.06g、ビタミンB6 38㎍、必須アミノ酸 268mg


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