商品レビュー
永井酒造の甘酒を飲んだ感想
1886年(明治19年)創業の群馬県にある酒蔵『永井酒造』の吟醸麹を用いた全麹仕込みの米麹甘酒です。原料米は酒米の山田錦との記載があります。
香りはほんのりと麹の香りがし、風味は薄っすらと米麹のものがします。甘味は、薄く口の中での広がりは弱く、さっぱりとした印象なんですが、甘さの余韻が薄っすらと残ります。旨味は弱く味がモワッとした、ややぼけた広がりをします。酸味はあまり無いように感じます。粒々感は、微細に砕かれておりトロッと質感のある感じのバランスです。香りと味が共に薄く、その上でトロッとした飲み心地があまり好ましくない感じです。濃いめの甘酒が苦手で、薄めの甘酒が好みの方は好きかもしれません。
評価:10段階評価
総合評価 5 (香り、味共に薄めですが、濃いめの甘酒が苦手で、薄めが好みの方向けの商品かもしれません。全体的に淡麗で、特にひどく悪いところがあるわけでもない印象です)
香り 6 (香りは薄っすらと弱く、風味ももう少し主張が欲しい印象です。せっかく吟醸糀を用いていると特色を押しているのに勿体ない感じがしました)
甘味 5 (甘味は薄めで、弱く口の中に広がり、やや口に余韻を残す感じです)
旨味 4 (旨味は薄くで、甘さや香りがあまり引き立っていない感じがします。その為、淡麗でスッとした飲み心地です。)
酸味 2 (酸味はあまり感じません)
飲み易さ 4 (粒々感は微細に砕かれてペースト状でトロッとしており、主張の少ない香り、味が好ましくない意味で口の中に残る感じがします)
商品情報
甘酒メーカー
製造:永井酒造株式会社
群馬県利根郡川場村門前713
URL:http://www.nagai-sake.co.jp/
量と価格
500g 税抜 950円(1.90円/g)
※ml表記をgにしています。
原材料
米こうじ(国産米)
栄養成分表示
100g当り 熱量 76kcal、たんぱく質 0.9g、脂質0.0g、炭水化物 18.2g、食塩相当量 1mg、GABA(γ-アミノ酪酸) 9.7mg
必須アミノ酸 100g当り フェニルアラニン 63.2mg、リジン33.1mg、メチオニン 18.7mg、バリン 34.9mg、ロイシン 67.8mg、スレオニン 28.9mg、イソロイシン 26.7mg、トリプトファン 12.0mg
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