今回は、酒醸(チューニャン)を用いて作る中国や台湾のデザート『酒醸団子』をご紹介致します。きっかけは台湾の甘酒『酒醸』を手に入れて、そのレビューを書いたことで、本場での食べ方は、酒醸をお湯で煮立て、お好みで砂糖を加えて整え、そこに白玉団子を入れて食べるようです。
これは試してみなきゃ!!と思い、レシピを作ってみました。
Contents
酒醸団子のレシピ
STEP1.準備するもの
①お湯のみで作る場合
・酒醸 100g
・水 200g
・砂糖や蜂蜜など
・白玉団子4~5個
・飾りのフルーツ
②豆乳を加えた場合
・酒醸 100g
・水 100g
・豆乳 100g
・砂糖や蜂蜜など
・白玉団子4~5個
・飾りのフルーツ
STEP2.作り方
・酒醸100gを計り、水200g(豆乳を加える場合は100g)を加えて火に掛ける。
・一煮立ちしたら砂糖を加えて味を調え、器にこれを注ぎ入れる。
※豆乳を加える場合は砂糖を少々多めに加えて味を調えた後に、豆乳100gを入れた器に注ぎ入れる。
・最後に白玉団子を浮かべ、フルーツで飾りつけして食べる♪
感想
中国や台湾では、①の場合でよく食べられるようです。
今回は、①のレシピで砂糖だけの場合と蜂蜜だけの場合、②のレシピで砂糖だけの場合で試してみました!
今回はフルーツが何種類か入っている缶詰を用いてアクセントを付けました。
①のレシピはいずれの場合もアルコールの香気を感じ、食べるとほろ酔い気分になりそうです。温かい状態なので香りが強く、風味も日本のいずれの甘酒とも全く異なる。(※やや熱燗を飲んでいる気持ちになります…)
白玉団子、そしてフルーツとは相性良い。
②のレシピの場合はアルコールを強く感じにくく、香りも風味もまろやかで、こちらの方が食べやすい!甘酒と豆乳は味の相性がいいので、試してみました♪
味は丸みとコクが付いて非常に美味しい!!
これは甘酒を用いても同じデザートが作れるのでは!?と思い試してみました♪
一口メモ
酒醸(チューニャン)は、米・米麹・水で造る台湾や中国伝統の発酵食品で、原材料や栄養価も日本の甘酒と非常に似ています。しかし、海外の食べ物なので、やや癖はあり、特にアルコール分が割と高い為、スープ系のデザートには合わせ辛いと思いました。
今回は作り方を簡単に調べて基本的な味を楽しみ、そこからアレンジを加え豆乳入りのレシピを考えてみました。
ただ、これは実際に本場の味を食べてみないと再現のしようもなさそうなので、本場の味を食べて再挑戦してみようと思います。
もし、本場の酒醸の味を知っている方が居りましたら教えてください(笑)