自分好みの甘酒の濃さはどのくらいなのだろう?と商品を手に取ったときに考えることがあるかと思います。
今回は、当サイトで紹介した甘酒レビューの1~300から、甘酒の濃さに関する検証とデータ分析を行いました。
Contents
甘酒の栄養成分表示から好みの甘酒を知ろう!
甘酒の選別方法
甘酒レビュー1〜300の中から以下の基準で、甘酒の濃さの選別を行いました。
【Step1】酒粕や果汁の添加や乳酸発酵などが行われていないものを選別する。
【Step2】その中で、炭水化物量はどれくらいかを導き出す。
【Step3】商品に記載の推奨されている飲み方から、濃ゆい甘酒なのかそのままで飲めるタイプなのかを判断しました。飲み方とは、例えばストレートか、水などで割るのかなど。
【Step4】実際飲んだ感想からどの様な印象か。極薄から濃ゆいなどを割り振る。
【Step1~3】甘酒の濃さの表を作成
まず、裏書きに栄養成分表示があり、果汁などの混ぜ物や乳酸発酵タイプなどを除外し、米と麹で作られた甘酒だけを選別しました。そうすると、300レビュー中144品と全体の48%が該当しました。
次に、甘酒の造り方の『濃度の濃い甘酒(かた造り)』か、そうではないかの区別を行い、炭水化物量と推奨されている飲み方から7つのカテゴリーに分類しました。
【Step4】どの様な方にお勧めできる甘酒なのか
さて、表も出来上がりましたので、どの様な方にお勧めできるか書いていきます。
1段階目の『極薄の甘酒』は、薄めの甘酒が好みの方向けで、普通か濃いめが好みな方は物足りないでしょう。
2段階目の『薄いの甘酒』は、薄めと普通が好みの方向けで、濃いめが好みの方には物足りないかもしれません。※麹レビューの検証は、この辺りの濃さの甘酒になる様に調整して実験しています。
3段階目の『程よい甘酒』は、薄め〜普通〜濃いめが好みの方でも割と広く受け入れてもらえる濃さです。
4段階目の『濃い甘酒』は、濃いめが好みの方向けで、普通が好みの方も美味しくいただけるかもしれません。ただ、薄めが好みの方はこの辺りから薄めるて飲むと良いでしょう。
5段階目の『かた造りとの境目の甘酒』は、かなり濃厚で濃い甘酒なので、液質は流動するまたは辛うじて流動するくらいです。濃いめの甘酒が好みの方は美味しく頂けるでしょう。
ここまでが、飲む甘酒の境界線で、以降は完全に薄めて飲むことをお勧めします!
6段階目の『柔めのかた造りの甘酒』は、料理やお菓子造りに用いるのに、個性を損なわない位の濃さで、大体2倍希釈くらいで飲むことが求められます。そのままですと、もう飲むではなく、食べると言った感覚の甘酒です。
7段階目の『かた造りの甘酒』は、もうジャムや水飴などと言った粘性の高い甘酒で、大体2.5〜3倍希釈くらいで飲むことが求められます。
栄養成分表示がない場合の対処方法
今回、検証をするにあたり、およそ半数の甘酒には栄養成分表示が記載されていないという事実に直面しました。
その場合は、『甘酒のドロドロ具合』と『何倍希釈で飲むことが求められているか』を見ることで、かた造り系の濃ゆい甘酒は推測できます。
ただ、ストレートタイプの甘酒に関しては、栄養成分表示がないと判別するのが難しいのが、現状です。
その為、当サイトでは甘酒のレビューに糖度測定を取り入れてどれくらいの甘さであるのかを判り易く表示しておりますので、参考にしてみてください♪