酒粕ベースの甘酒は基本、若干のアルコールが含まれています。しかし、アルコールの沸点は78℃ほどであり、熱している間にアルコールは揮発し、1%未満程になります。
アルコールを飛ばす際に気をつけていただきたいのは、ビタミンB1や酵素など熱に弱い栄養素もありますので、あまり沸点近くまで加熱してしまいますと、せっかくの栄養素が破壊されてしまいますので、可能な限り冷たい甘酒を飲まれることをおすすめします。それでもアルコールが苦手な方で、酒粕ベースの甘酒を飲む際は、アルコールの沸点である78℃程度までに抑えゆっくりと加熱してください。
米麹ベースの甘酒は、アルコールを含みません。熱を加えると甘さが増しますので、甘いのが好きな方は、温めるといいと思います。
・カロリー(酒粕甘酒・米麴甘酒・米)と炭水化物(糖質)
100g当りのカロリーの比較は以下のようになります。
酒粕甘酒129.8kcal
米麹甘酒86.7kcal
※水分量は統一しています。
100g当りの炭水化物の比較は以下のようになります。
酒粕甘酒27.9g
米麹甘酒17.9g
酒粕甘酒は砂糖を添加している分だけ、カロリーと炭水化物量が増えてしまいます。また、通常食している状態のご飯の100gあたりのカロリーと炭水化物量は168.0kcal、36.1gですで、ご飯の代わりに同量の甘酒一杯だけにするのはダイエット効果もあります。
一点注意が必要なのは、酒粕甘酒に使用している砂糖が何を使っているのかが非常に重要になります。
砂糖の原料は、サトウキビ・ビートから作られているので、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。この砂糖を使った酒粕甘酒なら安心して飲む点滴として飲んでいただいた大丈夫です。
しかし、砂糖の多くは、不純物を取り除く為に、化学反応により精製処理されており、ビタミンやミネラルが損なわれています。
折角、美容と健康の為に甘酒を飲むのであれば、酒粕甘酒を購入される際は、砂糖の原材料を確認してから購入することをおすすめします。
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