市販甘酒レビュー154:マルキ商店の米麹甘酒『京都名物昔のままのあまざけ』【廃業・継承】

商品レビュー

マルキ商店の甘酒を飲んだ感想

1925年(大正14年)創業の京都府にある甘酒屋『マルキ商店』の濃縮タイプの米麹甘酒です。当店は2017年4月頃に廃業してしまいましたが、同市内の伏見稲荷大社の参道沿いで甘味処を営む伏見稲荷参道茶屋が製法を継承し、販売を続けています。
※伏見稲荷参道商店の米麹甘酒『京名物昔のままのあまざけ』を参照。

濃縮されているだけでなく味の調整もなされておりますが、食べ物として非常に美味しく、濃縮物をそのまま酒の肴にする方までいるそうです。

香りは生姜の甘い香りがし、風味は塩と丸くやんわりとした生姜の香りがパッと口の中に広がります。甘さは非常に甘いのですが、塩味によってまろやかにコクの深い甘さになっており、じんわりと余韻もありますが、沢山食べられるようなバランスです。旨味も非常に強く、それでいて雑味のないコクのある旨味が香りと味を引き立てています。酸味はほぼありませんが、生姜が非常によく効いています。粒々感は、所々に硬めの米粒がありますが、全体的に滑らかで、このままパンに塗ってバタートーストにしても美味しい味わいです。裏書通りに3~4倍希釈でいただいても、味わいが損なわれることなく美味しいです。

ここの甘酒屋さんは、今年の5月ごろに廃業してしまったみたいで、僕は8月ごろに探し回った時には見つけられませんでしたが、たまたま伏見稲荷の甘酒屋さんで奇跡の会合を果たした一品でした。

評価:10段階評価

総合評価 10 (調味品で美味しいと思える初めての商品で、香り味のバランス共に最高に良く、しつこさを感じさせず、旨いという感覚が続く味わいです)

香り 10 (香りは生姜の香りと甘い香り、風味はパッと広がる味わいある香りがします)

甘味 9 (甘味は非常に強いが、口当たりはまろやかで優しく、口の中でじんわりとコクのある甘味が広がり後味にやや余韻を残すが、飲み心地は良い)

旨味 9 (旨味は強く、塩味によって醸し出されたコクと、旨味のバランスが非常に良い)

酸味 1 (酸味はほぼありません)

飲み易さ 10 (粒々感は、時折硬めの粒があるが、全体的にとろりとしており、口当たりはどっしり感がある。このままの状態で酒の肴にする方がいるというのも納得できる程、香りと味のバランスは良い。また、裏書通りに希釈して飲んでもその美味しさが損なわれることがなく、非常に食べやすく飲み易い商品です)

商品情報

甘酒メーカー

製造:マルキ商店

京都市下京区梅小路東中町67

URL:該当無し

量と価格

430g 税抜円(円/g)

原材料

米、米糀、砂糖、生姜、塩、保存料(ソルビン酸K)

栄養成分表示

記載無し


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