商品レビュー
玉英堂の甘酒を飲んだ感想
1576年(天正4年)に京都で創業し、現在は東京都人形町に店舗を構えている和菓子屋『玉英堂』の濃縮タイプの米麹甘酒です。多分、濃縮したのではなく『かた造り』の甘酒かなと思います。
香りは麹と米の香りが程よく立ち、風味に仄かなライチ香を感じます。甘味は、非常に濃厚ですが、コクは強過ぎず甘味は優しめで、ジーンと強い余韻が来ない為、割とさっぱりです。
旨味は程よく強過ぎず、甘味に優しくコクを与えていますが、割とキレを感じます。酸味はあまりありませんが、味わいに、じんわり感とキレを与えています。粒々感はしっかりあり、濃厚でドロリとしている為、このままでは飲み難いので、希釈して飲むか、ジャムやバターの様にパンに塗って食べると良いでしょう。このままであれば、麹のジャムといった立ち位置の味わいですので、バター甘酒トーストにしてみても良かったかなと思いました。
3~4倍希釈推奨と書かれていますが、2~2.5倍希釈くらいの方が美味しいかと思います。
冷なら水より豆乳と割って飲むのがオススメです。温であれば、2.5倍希釈で調整し、裏書にあるように塩を一つまみ加えて飲むと、香りと味が非常に栄えて美味しかったのでお勧めです
とにかく甘酒自体は癖が少ない商品で、色々と汎用性がありそうな感じがしました。
評価:10段階評価
総合評価 8 (濃縮タイプの甘酒ですが癖が少なく、香りは良い。味わいはその癖の少なさから、塩や生姜で味を引き立てやすい商品です)
香り 8 (香りは麹と米の香りが立っており、風味は仄かにライチ香がします)
甘味 9 (甘味はかなり甘いですが、濃縮系の甘酒にしては甘過ぎず、コクはあるが、キレのある感じの甘さで、後味さっぱりです)
旨味 8 (旨味は程よく強く、雑味は少ない為あっさりとした感じです。)
酸味 2 (酸味はあまりありませんが、甘味にキレを与えている感じがします)
飲み易さ 7 (粒々感はしっかりあり、非常にドロッと質感のある口当たりで、ジャムとしても使えそうなイメージです。豆乳やお湯と2~2.5倍くらいで割ってあげると美味しく飲み易いです)
商品情報
甘酒メーカー
製造:玉英堂
東京都中央区日本橋人形町2-3-2
URL:該当無し
量と価格
250~300g(記載無し) 税抜 円(円/g)
原材料
記載無し
※予想では、米と米麹です。
栄養成分表示
記載無し
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