古代日本の時代区分と都の位置の移り変わり~甘酒の文献も交えて~

あまざけの歴史を紐解いていくと、古代時代区分(弥生時代~平安時代)と、その当時の都の位置、そしてその移り変わりが分かる方が理解しやすいかと思い、『古代日本の時代区分と都の位置の移り変わり』としてまとめました。

都の位置は、南から北へと北上する傾向にあり、大まかな位置で示すと、古代だけで5か所も中心地となりうる場所があります。また、かの有名な平安京が実は非常に長い間、日本の都であったことがわかるなど満足いく作りとなっているかと思います。是非、参考にしてみてください。

古代~近代日本の都の位置

日本の都は、古代から近代の間に何度か移り変わっています。まずは、最初に都の位置と、大まかな時代区分を記載します。最初に話したように、都の位置は南から北に上っていきます。

・飛鳥京(奈良県高市郡)…不明~694年(持統8年)
・藤原京(奈良県橿原市)…694年(持統8年)~710年(和銅3年)
・平城京(奈良県奈良市)…710年(和銅3年)~784年(延暦3年)
・長岡京(京都府向日市)…784年(延暦3年)~794年(延暦13年)
・平安京(京都府京都市)…794年(延暦13年)~1869年(明治2年)
・東京都…1869年(明治2年)に東京奠都(てんと)

日本の都の位置の移り変わり

 

古代日本の時代区分

弥生時代後期 (~3世紀半後半)

邪馬台国の女王の卑弥呼は239年に魏に使者を送り、新魏倭王の称号を頂く。

※15代天皇までがこの時代の天皇である。

 

古墳時代(3世紀後半~7世紀末:250~600年代末)

大和政権(4~7世紀)の時代、古墳が建てられた時代で、飛鳥時代も含まれる。

始まりは不明~694年まで都は飛鳥京(奈良県高市郡明日香村)。

※ここで皆様に、質問です。なぜ、前方後円墳などの大型古墳が奈良県周辺に多いのでしょうか?!その答えが、この時代の権力者がどの辺りにいたかがポイントになります。

古墳時代の甘酒の由来が分かる文献

日本書紀

720年に完成した日本書紀という歴史書の387年(応神天皇19年)の項目に、奈良県吉野地方の土着の民が、応神天皇に醴酒を献上した話が残っています。醴酒は甘酒のルーツとも言われているお酒で、後の時代には米、米麹、酒を用いて一夜で造ったものである事が記載されています。

 

飛鳥時代(593~710年)

推古天皇(33代)が即位した593年頃から、元明天皇(43代)によって藤原京(奈良県橿原市)から平城京(奈良県奈良市)に遷都される710年までの期間の時代。古墳時代後期も含まれる。694年に持統天皇(41代)により飛鳥京(奈良県高市郡)から藤原京(奈良県橿原市)に遷都される。701年(大宝元年)に法律『大宝律令』が制定された。

593~694年まで都は飛鳥京(奈良県高市郡明日香村)。
694~710年まで都は藤原京(奈良県橿原市)。

※推古天皇の甥に、かの有名な聖徳太子がいます。
※この時代は、飛鳥京⇒694年⇒藤原京⇒710年⇒平城京と2回も遷都が行われた。
※藤原京⇒710年⇒平城京、この710年という数字を見て、奈良県で騒がれたあるイベントを思い出したそこの貴方!!

そうです。あの、鹿の角を生やしたゆるくないゆるキャラ『せんとくん』、彼は平城遷都1300年を記念して誕生したキャラクターです。そして、奈良県で鹿が重宝されている理由は、武甕雷(タケミカヅチ)という神様が、鹿に乗ってやって来た神話から、鹿は神の使いとされている為です。

 

奈良時代(710~794年)

710年に元明天皇(43代)によって藤原京(奈良県橿原市)から平城京(奈良県奈良市)に遷都してから、794年に桓武天皇(50代)によって平安京(京都府京都市)に遷都されるまでの期間の時代。784年(延暦3年)に桓武天皇(50代)より平城京(奈良県奈良市)から長岡京(京都府向日市)に遷都される。

※この時代は、平城京⇒784年⇒長岡京⇒794年⇒平安京と2回も遷都が行われた。

710~784年まで都は平城京(奈良県奈良市佐紀町)。

784~794年まで都は長岡京(京都府向日市鶏冠井町祓所)。

奈良時代の甘酒の由来が分かる文献

日本書紀

720年に完成した歴史書で、神代の木花咲耶姫が造った天甜酒、387年に応神天皇に献上された醴酒の話が記載されている。

風土記

713年に編纂を始めた日本各地の文化を集めた書物。播磨国(兵庫県辺り)風土記には、日本の文献に見られる最古の『カビを使った酒造り』の話が記載されている。

貧窮問答歌

730年頃に起稿された山上憶良の和歌。冬に酒粕をお湯に溶かして飲んでいた話が記載されている。

 

平安時代(794年~1185or1192年)

794年(延暦13年)に桓武天皇(50代:在位781~806年)によって長岡京(京都府向日市)から平安京(京都府京都市)に遷都して、鎌倉幕府(1185or1192年)が成立するまでの期間の時代。

※1869年の明治2年に天皇が江戸城に移り、東京に奠都されるまで日本の都であった。※794~1869年まで都は平安京(京都府京都市市街)。

平安時代の甘酒の由来が分かる文献

延喜式

967年に施行された大宝律令の施行細則で、当時の酒造りの際のレシピがしっかり残されている。甘酒のルーツと言われている醴酒のレシピは、米、米麹、酒で一晩で造るものでした。

平安時代以後の甘酒の由来が分かる文献

守貞漫稿(江戸時代)

1800年代中頃の関東と関西の文化の違いについて克明に書かれた書物。関東と関西の甘酒の売られ方や、当時の様子が詳しく書かれています。

 



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