甘酒造りを始めて20年以上の甘酒探求家黒猫クロぶーです。今回は、去年の秋に作ると決心していたドングリ甘酒を造った話です。
ドングリはブナ科の樹木になる木の実の事で、秋の味覚で有名な栗もドングリの親戚なんです。
去年の秋に、知人と遊んでいた時に、スダジイというドングリは渋みがなく食べられる話を聞き、来年はドングリで甘酒を造ってやるぞ!!となんて思っていましたが、現実になりました(笑)
今回用いたドングリは、マテバシイというドングリで綺麗で明るい茶色と美しいフォルム、そして渋みが少ない事が特徴的です。
実際に、フライパンで炒って食べてみると、その風味と味はどことなく栗に似ており、美味しい♪
そんな、マテバシイを使って甘酒を仕込んでみます。
『……………………………じゃじゃーん!8時間後!』
ちょっと茶色がかった色に…
香りはなんと形容すべきか…ナッツ系の種子によくある香り、風味は仄かに栗の様。
味は甘く、コクのある味わいだが、ほんのわずかに灰汁を感じる。
総括すると栗の香りが仄かにある杏仁豆腐に似た味わいの不思議な飲み物です(笑)
僕は自分に問います…『美味いか?』と…
心は空を見上げこう答えます…『プライスレス…』と…
色々改良点はありますが、一先ず、甘酒になることが分かった!そんな、ドングリ甘酒のお話でした(笑)
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