甘酒造りを始めて20年以上の甘酒探求家黒猫クロぶーです。今回は、11月5日に京都の嵐山方面に鎮座する酒の神を祀る神社として、醸造家からの信仰が篤い、松尾大社を参拝した話です。
この松尾大社の主祭神は二座で、土地の神様であり酒造の祖神とされている大山咋神(おおやまくいのかみ)と、素戔嗚尊と天照大御神が誓約を交わした際に素戔嗚尊の剣から生まれた宗像三女神の一神である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。
大山咋神は、『国造りの神、因幡の白兎でも有名な大国主命のこと』…と思っておりましたが、違っていました。また、梅宮大社に祀られている酒を造った神と言われている大山祇命(おおやまつみ:酒解神)とも、また別の神様です。素戔嗚尊の子の大年神の子で、伏見稲荷大社の主祭神の宇迦之御魂神は叔母にあたります。
ここの御朱印帳は、白地の生地に酒樽のデザインがあしらわれ、そして神の使いの亀や鯉があしらわれたなんともお洒落なもので、甘酒探求家専用の『甘酒探求の旅』を記録するに相応しい一冊として手にしました!
デザインが、ほんとに…実に…とても…素晴らしい…
今後は、酒及び甘酒にまつわる祭事や神社に行った際には、ここにその証を刻んでいこうと思います。
ここで、一度、御朱印と御朱印帳に関して書いておくと、
御朱印とは、神社に参拝したことを記す証明書の様なもので、神社毎にそのデザインは様々、現在ではスタンプラリー感覚で集める人も居るのだとか…でも、本来の目的は、神社に参拝したことを記録するものなので、神様への深い畏敬の念と、籠めた願いを忘れぬように、頂かねばなりません(笑)
そして、その印を刻むものが御朱印帳であり、これまた、神社毎に千差万別のデザインがあるのです!
梅宮大社もこの日に参拝したかったのですが、時間の都合で敢え無く断念することに…これは、来年の甘酒祭りに参加した際に戴くのを楽しみにしようと思います♪
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