甘酒造りを始めて20年以上の甘酒探求家黒猫クロぶーです。今回は、急なお誘いで滋賀の地酒屋が集まるイベントがあると伝えられ、急遽、向かい、参加した話です。
ここ最近、色々複雑なのですが、朝に今日の予定を問う一本のメールが届く…滋賀の地酒屋が集まるイベントがあると…
『こ、これは…甘酒造ってる蔵に、蔵人さんに、出逢えるのではないか?!!』
と、二つ返事で行くと言う。
そして向かう滋賀県大津市…始めてみる琵琶湖に感動しつつ、向かう会場…
久しぶりに会う友達とその同僚とともに入るのは、33の蔵が集う場!
『うっ?!ううん?』
もうね、会場の空気がね『吟醸香、酒の香り〜ん』なんです!
やべーな。死の香りがすんぜ…
酒は結構弱いので、チョビで本当に十分…
口に含みます。
もしかしてだけれどさ〜、もしかしてだけれどさ〜って思う。日本酒間での比較でなく、日本酒と甘酒間での香りと味の比較を考えていたのは、僕だけかもしれん。
そう、香りと味の輪郭を甘酒にも当てはめながら味わい、考え、蔵人さんに商品の話を聞き、甘酒の香りや味に想いを馳せ、納得する…
日本酒は原材料で考えると水、米の品種、精米歩合、麹、酵母でかなり味が変化します。甘酒も酵母以外の要因以外は、日本酒に通じるので、結構、理屈が当てはまるんです。
肝心の甘酒はというと、北島酒造の『赤ちゃんもよろこぶあまざけ』、古川酒造の『天井川酒蔵のあま酒』と2つの蔵しか出していませんでした。
『2/33…6%…少ない…笑』
過去に僕のサイトで滋賀県の甘酒は、北島酒造さんの商品しかレビューに上がっておりませんでしたが、今回、古川酒造さんの甘酒にも出会えました!
しかも、この甘酒、かなり美味いんです!
麹の香りがかなり立っており、さらに甘さが非常に尖っているが旨味もありまろやか。
詳しくは、レビューに記載致しますが、長崎県の川添酢造りさんの甘酒に近しい系統です。
今回、色々お話を伺う中で、この系統の甘酒の味わいの要因がわかったような気がするので今度はその点にも着目してみようと思いました。
北島酒造さん、古川酒造さんには色々お話を聞かせて頂き感謝です!両方の甘酒ともに非常に美味いですので、発見した際は是非購入するのをお勧めします。
実は、もう1つこの会では収穫があったんです。
それは、次回の記事に書きますが、レア中のレアな酒、奇跡の一雫『貴醸酒の古酒』に出会ったのです。乞うご期待を!
笑四季酒造さんですね。私もここで知りました。この酒蔵凄いです。
笑四季さんじゃないんですよ!笑四季さん見たら確かにすごいですね、飲んでみたいと思ったら、出展されていた…
飲みそびれてしまったかもしれません。出展されてたお酒は、全て純米大吟醸みたいです。
そうなんですか、貴醸酒のモンスーンの古酒版が出ているのかと思いました。バナナ酵母から作ったポリネシアは低アルコール純米です。 実験室みたいな酒蔵で大好きです。
龍野さん、いろいろご存知ですね!というかお好きですね(笑)
原酒で14度は確かに低いですね。
http://www.oumi-jizake.com/emi/em45.htm
ここの酒は確かに面白い!飲んでみるリストに追加です。
お好きです。