中国地方の東側に位置する岡山県では、200レビュー中、8品の銘柄(全体の4.0%)を見つけました。その中でも特に美味しかった甘酒が3点ありました。今回は、200種類以上の甘酒を飲み、23年間甘酒を造り続けている甘酒探求家の僕が兵庫県の美味しい甘酒3選を紹介いたします。
※2017年12月選定
Contents
おすすめ3選(全8品中)
1.酒蔵『磯千鳥酒造』の米麹甘酒『酒屋が造った甘酒』
岡山県の南西部に位置する浅口郡にある酒蔵『磯千鳥酒造』の米麹甘酒です。
この甘酒は香りと味のバランスが非常によく、コクはあり甘さはしっかりしているが、飲み口が柔らかく、口に当たる感じがない!ここまで洗礼された味わいは、誰にでも甘酒の魅力を気付かせることのできるものだと思います。
2.麹屋『まるみ麹本店』のかた造りの米麹甘酒『麹屋のあまざけ』
岡山県の中南部に位置する総社市(そうじゃし)にある麹屋『まるみ麹本店』の水分の少ない硬めの米麹甘酒です。
この甘酒は強い甘い香りにメロンの香気に似た風味があります。また甘味は非常に突出した蜜の様なパッとした味わいで、濃厚なコクのある美味しい味わいの一品です!そのまま食べても非常に美味しいですが、気になる癖がないため、色々なものにトッピングとして使えると思います。
3.酒蔵『森田酒造』の全麹仕込みの米麹甘酒『造り酒屋の吟醸麹甘酒』
岡山県の南部に位置する倉敷市にある酒蔵『森田酒造』の米麹だけで仕込んだ米麹甘酒です。
この甘酒は吟醸酒に感じる華やかな吟醸香がし、果汁に近しい味わいのある美味しい一品です!
酒蔵の美味しい甘酒を飲んでみたいという方向けの酒蔵らしい良い商品です。
まとめ
岡山県の商品は、8品(200品中の4.0%)ですが、この地域は美味しい甘酒の多い地域でした。今回は、10品に満たないため、3品までの紹介に致しましたが、他にも紹介したい美味しい商品があるので、またの機会にご紹介いたします。
今回は磯千鳥酒造(米と米麹の甘酒)、まるみ麹本店(水分の少ない米と米麹の甘酒)、森田酒造(米麹だけの甘酒)で、まるみ麹本店が麹屋、あとの2つが酒蔵の商品でした。麹屋の甘酒は、酒蔵の甘酒に似た香りと味わいを演出した状態で濃縮されており、濃縮タイプではあまり見られない味わいです。酒蔵の甘酒は、蔵で持てる技術を活かしたいい甘酒だと思います。
もし、見つけたらいずれも非常に美味しい商品なので是非飲んでみてください!