今回ご紹介するのは、岡山県発のフレッシュジュースとコーヒーショップ『マルゴデリ』の東京店で、2011年から恵比寿駅近くに店舗を構えているカフェ『マルゴデリ恵比寿』です。
メニューは基本的にオーガニックの果物や野菜のジュースが中心で、メニュー表を見るとすごい数の商品があるのが分かります…
Contents
商品情報及びレビュー
注文した甘酒
・すだち甘酒（温・Regularサイズ）800円（350ml程）
岡山県の味噌屋『名刀味噌本舗』の甘酒を豆乳で割り、徳島県神山町の自然栽培のすだち果汁を用いたドリンクです！
初めて温かいタイプのスムージーを飲んでみましたが、とろみ、コク、甘味、酸味のバランスが非常に良い一品です。
香りは仄かな柑橘系の香りと果実味のある麹の香り、風味はすだちの香りが立っていますが、それと合わせて、麹のライチ系の香りが極わずかにします。酸味により強く引き立てられたまろやかなコクとキレのある甘みが、酸味と共に口の中にバシッと広がります。
とろみとコクが酸味を優しく包み込んでいるのですが、このコクは豆乳によるもので、酸味によって大豆たんぱくがややとろみを帯び、フルーチェの様な食感が特徴的です！
季節ごとに『みかん甘酒』『ゆず甘酒』もあるそうです！
量も結構多めで、飲みごたえ抜群、そして甘いお菓子とも合うキレのある酸味が美味い一品で、誰に勧めても美味しく飲んで頂けると思います。文句なしの10段階評価で10です！
注文した甘酒以外の商品
・甘酒ココナッツマフィン500円
マルゴデリ恵比寿の一番人気の甘酒だけで甘味を付けたマフィンです！
小麦粉は未使用、米粉で造られているグルテンフリーなだけでなく、さらに当店のビーガン製品は卵とシーチキン以外は用いず、ビーガンの方にも配慮した商品です。
※ビーガン…動物愛護と地球環境に配慮した完全菜食主義者の事で、人によっては動物製品(革製品など)の使用も避けたりします。
香りはココナッツ系の香り、風味は仄かな米粉の香りにナッツ系の香りがします。米粉だけで作られているのが不思議なくらい柔らかく、しっとりとした餅系の食感が合わさったふんわりモチモチな食感で食べ応えがあります。
そして何よりコクのあるまろやかな甘さが特徴的、カシューナッツをミルク状にしたものも加わっており甘酒の甘さを優しく包み込むような味わいがあります。
甘酒マフィンは他にも『甘酒カカオマフィン』『甘酒抹茶マフィン』などもあります！
ふんわりとした食感としっとりとした米粉製品特有の餅感を併せ持った一品で美味しくお勧めですが、この商品の焼きたての状態に期待を残して、10段階評価で9です。
その他、オススメの一品
・テンペカツサンドイッチ600円
テンペとはインドネシアの伝統的な発酵食品で、大豆に真っ白なカビを生やしたカマンベールチーズの様な大豆の発酵食品です！ここのお店のテンペは、北海道の有機大豆を使用した特別な一品で、まるで肉を食べているかの様な印象を食べている人の与える味わいになのだそうです。
この他にも甘酒を用いた『甘酒ソフトクリーム』などもあります！
店舗情報及びレビュー
店舗情報(住所)
東京都渋谷区恵比寿西1-17-1
店舗レビュー
JR山手線の恵比寿駅から渋谷・原宿方面に向かって徒歩4～5分のところにあります。
お店概観は、ガラス張りの木の扉で開放感があり、入り口の上にマルゴデリのロゴの⑤(まるご)が掲げられています。
店内はカジュアルな作りで、キッチンスペースの戸棚は全て黒板、カウンターは石のタイル造りテーブルや椅子は全て茶色の木製に統一されており、とても落ち着く雰囲気の作りです。
ここで気になったのが、なぜか沢山つるされた瓢箪…瓢箪がインテリアとして沢山吊るされているお店も珍しい(笑)
謎の瓢箪について、オーナーの橋本様にお伺いした所、優しい音が鳴るスピーカーなのだとか！
これは御洒落です！
テーブルは2名席が3つに、4名席が1つと多くはありませんが、ゆったりできるお店です。
2011年の東日本大震災が起きた翌々月の5月にオープンし、食べ物に対する汚染が不安視される中で大変苦労をされたそうですが、こだわりの素材や、何よりも美味しさを追求してきたことからファンが定着していったいいお店でもあると思いますので是非一度寄ってみてください♪
