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商品レビュー
津乃峰酒造の麹で甘酒を仕込んだ感想
1953年(昭和28年)創業の徳島県にある酒蔵『津乃峰酒造』の生麹を用いて早造り(全麹仕込み)の甘酒を造りました。
甘酒の造り方は『水筒だけで出来ちゃう!炊飯器要らずの美味しい米麹甘酒の作り方』に基づき、3回造りました。
この生麹自体の味は、香りは仄かにメロンの様な果実香があります。噛むと弾力があるもののボロボロと崩れる食感で、こちらも果実香と仄かな麹の風味があり、味わいの質と口に粉となって広がった食感が、祭りの出店で食べたカタヌキの型を彷彿させました。なんとなく、懐かしく美味しい味わいです。
検証結果
3回の試験の平均値は、スタート時の温度が58.7℃、6時間後の終了時の温度が38.3℃(低下速度は3.4℃/時)、糖度は15.9%でした。この試験では、麹由来の固形物量と糖度から消化率を計算しており、消化率は85.0%と良い結果でした。本試験では、栄養成分表示がなかった為、水分含量を25%と仮定して計算致しました。
津乃峰酒造の麹で造った甘酒の味と評価
香りは仄かに果実香があり、風味は洋ナシやメロンの様なパッとした果物の香りがします。甘味は程よく、仄かなコクのあるストレートな甘さで、後味はすっきりです。旨味は程よく、仄かなコクと旨味を味わいに与えています。酸味はあまりありませんが、有機酸量はやや控えめなのか、口当たりはすっきりとした質感です。粒々はしっかりあり、粒の口解けは非常に良く、美味しく飲みやすいです。
この麹で甘酒を造ると、ストレートな程よい甘さの甘酒が造れると思いますので、お勧めです。
10段階評価で8です!
商品情報
麹メーカー
製造:津乃峰酒造株式会社
徳島県阿南市長生町諏訪ノ端11
量と価格
200g 税抜円(円/g)
原材料
国内産上白米、こうじ菌
栄養成分表示
記載無し