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商品レビュー
くらしき塩屋の麹で甘酒を仕込んだ感想
1785年(天明5年)創業の岡山県にある味噌屋『くらしき塩屋』の乾燥麹を用いて早造り(全麹仕込み)の甘酒を造りました。
甘酒の造り方は『水筒だけで出来ちゃう!炊飯器要らずの美味しい米麹甘酒の作り方』に基づき、3回造りました。
この乾燥自体の味は、香りは仄かに麹の栗花香が立ち、風味も仄かな栗花香がします。噛むとほんの少し弾力を感じるもののバリバリと崩れ、仄かな甘味と風味が口の中に広がります。
検証結果
3回の試験の平均値は、スタート時の温度が60.8℃、6時間後の終了時の温度が44.0℃(低下速度は2.8℃/時)、糖度は20.1%でした。この試験では、麹由来の固形物量と糖度から消化率を計算しており、消化率は88.4%と良い結果でした。本試験では、栄養成分表から麹の水分量を逆算し、約9.4%でした。
くらしき塩屋の麹で造った甘酒の味と評価
香りは仄かな麹の柔らかい香りがし、風味は麹の柔らかい香り、そして栗花香が立っています。甘味は程よく強く、じんわりとした味わいとコクのある甘みで、後味はすっきりです。旨味は程よく強く、どっしり感のあるコクとじんわりとした旨味を味わいに与えています。酸味はあまりありませんが、味わいにじんわりとした奥深さを与えています。粒々はしっかりあり、所々に麹の硬い食感がありますが、全体的にふんわりとしており、美味しく飲み易いです。この麹で甘酒を造ると、どっしりとした甘味の強い美味しいものが造れると思います。10段階評価で8です。
商品情報
麹メーカー
製造:株式会社くらしき塩屋
岡山県倉敷市児島田の口5-6-32
URL:https://www.shioya-miso.jp/
量と価格
250g 税抜円(円/g)
原材料
米(米国産)
栄養成分表示
100g当り エネルギー 369kcal、たんぱく質 6.9g、脂質 1.4g、炭水化物 82.2g、ナトリウム 0.1g、食塩相当量 0.0g
※(株)食品微生物センター分析