商品レビュー
河内源一郎商店の甘酒を飲んだ感想
1931年(昭和6年)創業の鹿児島県にある麹屋『河内源一郎商店』の濃縮タイプの米麹甘酒です。
この店の名前にもなっている人物は、Aspergillus awamoriという泡盛用の黒麹カビから、白色変異種(アルビノ)を分離し、焼酎麹用の白麹カビを確立した方です。
香りは甘い様な麹の薄っすらとした香りと、サツマイモの様な重厚感ある風味とほんのりと木の様な風味を感じる。口の中で転がしてもサツマイモに似た重厚感は変わらない。
甘味はとても強く、口の中にじんわりと濃厚に強く広がり、余韻も強いです。旨味もとても強く、重くどっしりとした印象です。酸味は割とある様な気がし、甘酒に重厚感を与えています。
粒々感は、微細に砕かれており、また米粒も非常に柔らかく口に当たらないペースト状です。このままごくごく飲むには、ドロッとし過ぎて、また重厚感も強いので、無調整豆乳などと割って飲むと美味しくいただけるのではないかと思います。裏書に水で薄めてともある通り、濃縮タイプの甘酒の様に濃ゆいです。
風味と味は美味しいですが、どっしりとし過ぎでそのまま飲むのは少しきついかもしれませんが、それを踏まえたうえでも美味しいのでお勧めします!
評価:10段階評価
総合評価 8 (パンチがありすぎるほど、濃ゆい味と口当たり、サツマイモに似た重厚感ある香りが特徴的な一品です!)
香り 8 (麹の香りより、サツマイモの様な重厚感ある香りと風味が非常に特徴的です)
甘味 9 (甘味は非常に強く、口の中に強く広がり、後味をジーンと残します)
旨味 10 (旨味は非常に強く、口の中に重厚過ぎる余韻を残します)
酸味 3 (重厚な味にさらに深みと幅を与える感じがします)
飲み易さ 5 (粒々感はありませんが、ドロッと重みのあるペースト状の口当たりに濃ゆい香りと味ですので、そのまま飲むのはキツイ印象です)
商品情報
甘酒メーカー
製造:(株)河内源一郎商店
鹿児島県鹿児島市清水町13-27
URL:http://www.kawauchi.co.jp/
量と価格
250g 税抜 505円(2.02円/g)
原材料
米(国産)、米こうじ(国産米)
栄養成分表示
記載無し
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