市販甘酒レビュー66:大関の酒粕甘酒『大関蔵元造灘の甘酒』

商品レビュー

大関の甘酒を飲んだ感想

1711年(正徳元年)創業の兵庫県にある酒蔵『大関』の酒粕甘酒です。

糖度は15.4%あります。

ガッツリと酒粕と生姜の香りがし、ほんのりと苦みも感じるがこれが特徴となって美味しいです。小学校の時によく温めて飲んだ記憶と相まって、今飲んでも美味しく感じる。ただ、酒粕甘酒の評価をと考えた時に香りづけがされているので酒粕甘酒ではあるが、酒粕甘酒と米麹甘酒のカテゴリー以外で考えるべきかもと思う一品。

香りは酒粕のものが強く、風味は酒粕と生姜の香りがしっかりと感じます。甘味は程よく、口の中にじんわりと広がり、後味はさっぱりめです。旨味は甘みを引き立てており、ほんのりと苦味が後味に残るがこれもアクセントになっていて良い。酸味はほんのりとある感じがします。粒々感は酒粕由来の細かく砕かれたものを微細に感じるがほぼペースト状です。香り、味共に美味しく飲み心地も良い商品ですのでお勧めです。

 

評価:10段階評価

総合評価 8 (色々と味の調整がなされているが、酒粕の香りと味が活かした甘さ、旨さ、そして苦み等のバランスが絶妙で、いつ飲んでもこの商品は美味しいです)

 

香り 8 (酒粕と生姜の香りのバランスが良く、風味も好ましいが酒粕の香りが苦手な方は嫌がるかもしれません)

甘味 7 (程よい甘さで、口の中にしつこく広がることなく、後味はさっぱりで美味しいです)

旨味 7 (旨味はしっかりしていて、香りと味にどっしり感を与えています)

酸味 3 (酸味はほんのりとある感じがします)

飲み易さ 8 (粒々感は完全に微細状態で、固形分感はほとんど感じません。香り、味そして苦みのバランス共によく、飲み易いです)

 

商品情報

甘酒メーカー

製造:大関株式会社

兵庫県西宮市今津出在家町4‐9

URL:https://www.ozeki.co.jp/

 

量と価格

190g 税抜 115円(0.61円/g)

 

原材料

砂糖、酒粕、澱粉、生姜、蜂蜜、食塩、酸味料

 

栄養成分表示

100g当たり エネルギー 68kcal、たんぱく質 1.3g、脂質 0.2g、炭水化物 15.5g、糖質15.2g、食物繊維0.3g、食塩相当量0.07g


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