市販甘酒レビュー284:大関の酒粕甘酒『大関蔵元造灘の冷涼甘酒』

大関の酒粕甘酒『大関蔵元造灘の冷涼甘酒』

商品レビュー

大関の甘酒を飲んだ感想

1711年(正徳元年)創業の兵庫県にある酒蔵『大関』の酒粕甘酒です。

夏季限定品は青い缶というのが定着しつつあり、本品も赤基調の商品と一線を画す青基調の商品となっております!アルコール分は0.4%含まれています。

そして糖度は7.6%ありますが、その甘さはかなり強いです。成分表示を見ると甘味料(アセスルファムK、スクラロース)の記載があります。これらの甘味料は、人の体内でエネルギー源(カロリー)とならず、ローカロリー及び0カロリー飲料の甘味付けによく使われています。

香りは酒粕の香りが立ち、風味も酒粕の華やかな香りと生姜の香りが立っています。甘味は程よく強く、まったりとしたストレートな甘味で、後味に強く甘味の余韻を残します。旨味は程よく、仄かなコクを味わいに与えています。酸味はあまり感じません。粒々感はほぼなく、さらっとした軽い飲み口で、飲み易いです。

この甘酒は、一般的な同じジャンルの商品と比べて、カロリーは半分ほどですが、甘味料の甘さが強く出ており、この感じが苦手な人は口に合わないかもしれません。

 

評価:10段階評価

総合評価 6 (酒粕の香りは良く立っていますが、甘味料の甘さが少し気になります。甘酒の美味しさは?と考えた時にこの点がきになる一品でした)

 

香り 9 (香り、風味共に酒粕の香りが立ち、風味に生姜の香りがバランスよく香る)

甘味 8 (甘味は程よく強く、仄かなコクのあるストレートな甘さで、後味に強めに甘さの余韻が残ります)

旨味 7 (旨味は程よく、仄かなコクを甘味に与えています)

酸味 2 (酸味はあまりありません)

飲み易さ 7 (粒々感はほぼなく、さらりとした飲み口で、飲み易い)

 

商品情報

甘酒メーカー

製造:大関株式会社

兵庫県西宮市今津出在家町4‐9

URL:https://www.ozeki.co.jp/

 

量と価格

180g 税抜円(円/g)

 

原材料

酒粕、砂糖、澱粉、生姜、食塩、蜂蜜、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)

 

栄養成分表示

100g当たり 熱量 37kcal、たんぱく質 0.7g、脂質 0.2g、炭水化物 7.6g、糖質7.5g、食物繊維0.1g、食塩相当量0.19g