レシピその1:炊飯器で出来ちゃう!美味しい米麹甘酒の作り方

甘酒探求家黒猫クロぶーが教えるお家で簡単、米麹甘酒造り第1回です!

甘酒の造り方で大切なのは、なんといっても温度管理です。この温度管理がしっかりするのと、以下の手順でやれば、簡単にお店で飲むような美味しい麹甘酒を作ることが出来ます。甘酒専門店で出す甘酒も以下の方法と全く同じように作っています。是非参考にしてみてください。

また、今回の甘酒は甘酒の3種類の製造方法のうちの『薄造り』という方法になります。この薄造りの説明と他の2つの方法は『原材料の配分と種類で変わる米麹甘酒の種類』で説明していますのでよろしければ見てみてください。

準備編する物

図1

炊飯器、温度計(できれば欲しい!)、お玉

米麹1袋(市販のみやここうじ、200g)、米1合(150g)

※発酵する時は60±5℃一定に保てる機器なら何でも良いです。魔法瓶でも作ることが出来ます。

※炊飯器で行う場合は、お玉を入れたまま、蓋を開け埃が落ちない様に軽くラップもしくはアルミホイルを乗せると良いです。ただし蓋をきっちり閉める又はラップできっちり封をした場合、温度が上がりすぎる場合があります。

※炊飯器での温度管理が心配な場合は、水だけを用いて温度コントロールが可能か調べてみるといいです。(大抵は蓋を開けていれば60±5℃に保てます。)

 

作業手順

STEP1

お米1合を精米した後炊飯釜の3合ラインまで水を入れて、炊飯します。

STEP2

炊飯が完了したら、温度が60±5℃位になるまで冷却します。

STEP3

米麹をしっかりバラした後に、加え混ぜ合わせ、3合ラインまで加水します。

STEP4

60±5℃で時々混ぜながら約6~7時間保温すれば完成です。

お米の粒粒が気になる方は、ミキサーにかけてつぶしてあげるとより飲みやすくなります。

 

こんな場合どうしたらいいの?

6~7時間経っても甘くならない

保温温度(70℃以上)が高すぎて酵素が壊れてしまった場合はリカバリは難しいです。温度が低くて酵素の働きが弱かった場合は55℃~60℃に戻し、1~2時間様子をみると多少甘くなるかもしれません。

酸っぱくなってしまった

保温温度(50℃以下)が低くて乳酸菌が繁殖してしまった場合はリカバリは難しいです。塩麹やドレッシングなどとして酸味の気にならない料理に使うのもいいでしょう。実は冷やして飲むと寺田本家の商品【マイグルト】と同じです!

雑巾臭が…

腐ってしまったようですね。美味しくないでしょうし、食中毒の心配もあるので廃棄しましょう。


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