甘酒との由来
甘酒横丁は、東京都中央区日本橋の人形町にある珍しい名前の通りです。甘酒横丁は東京メトロ日比谷線の甘酒横丁交差点からから明治座という劇場の辺りまで通りを言い、その名前のルーツがこのスタート地点にある京菓子屋『玉英堂』にあります。明治時代に甘酒横丁の名前の由来となった『甘酒屋の尾張屋』があった跡地に店を構えています。この尾張屋さんから甘酒の販売をするという条件のもと、現在も店内で甘酒を販売しているのだとか。そして、ここから甘酒横丁に歩を進めていくと左側に豆腐の双葉さんがあり、ここでは甘酒横丁の名前が無くなりそうになった時に、当時の御主人が、名前を残すために甘酒を売り始めたというお話も聞きました。
もう少し行くと京菓子彦九郎(※玉英堂さんとは関係がないそうです)、そして、佐々木酒店(ここは3~4種類の甘酒を置いてあります)とありますが、甘酒を販売している店舗が見られるのは、甘酒横丁のおよそ三分の一程といった感じです。
この尾張屋さんに関しては文献を探してみても見当たらなかったのですが、引き続き探してみようと思います。
甘酒横丁の感想
スタート地点の『玉英堂』では有名な虎模様のどら焼き『虎家喜(とらやき)』があり、ここ玉英堂さんは京都から来られたお店で、『水あめ』が絶品でした!そして店舗内で袋入りの甘酒の販売もされています。二軒目の『豆腐の双葉』では、流石、豆腐屋さんで、豆乳ソフト、おからドーナッツ、豆乳と大豆製品のラインナップは流石で、店舗で甘酒(温・冷)も飲め、袋入りの商品も販売されています。三軒目の『京菓子彦九郎』は、和菓子と合う感じの味の甘酒を販売されており、ここの『わらび餅』がこれまた絶品です。四軒目の佐々木酒店さんは、店頭での甘酒の販売はないものの、ここは常に3~4種類の甘酒を用意されている甘酒購入ポイントです。大体、スタート地点の玉英堂さんから、佐々木酒店までの100メートルが甘酒販売ポイントとなります。
ここの界隈は、商店街で、色々なお店も多く、近くに水天宮などもありますので、お近くに寄られた際には是非、この甘酒横丁を堪能してみてください!
甘酒横丁の情報
最寄り駅:東京メトロ日比谷線「人形町駅」A1口を出てすぐ
住所: 東京都中央区日本橋人形町2-3
甘酒横丁HPのURL:http://amazakeyokocho.jp/
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