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商品レビュー
ハノイ市にあった甘酒(コムルウ・Cơm rượu)を飲んだ感想
ベトナム北部のハノイで発見した黒米の玄米で作られた甘酒『コムルウ(Cơm rượu)』です。
糖度は29.8%あります。
コムルウはベトナムの伝統的な発酵飲料で、もち米、玄米、紫米などを蒸した後に、麹であるメンを振りかけ2~3日常温発酵させてできる甘酒です。
そのお味は如何に?!
香り風味共にはパッとアルコール系の香りが強く、仄かに果実系の香り、またややセメダイン臭がある。甘味は薄めだがあり、アルコールっぽさのある仄かな甘味を味わいに与えています。旨味は仄かにあり、甘味を引き立てています。酸味は仄かにあり、有機酸は多め、味わいにコクと果実味を与えています。粒々感は玄米らしくしっかりあり、口の中で潰すと仄かな甘さとアルコールの香りがパッと広がります。
冷蔵保存していたとはいえ、買ってすぐに食べたわけではないので発酵が進んだのか、この様な味わいなのか疑問は残りますが、かなりアルコールは強く、また飲みものではなく、食べ物と言った感じの一品です。
ただ、日本酒に通じるところがあり、味わいは嫌な感じは全くありません!
また液体の色合いは赤ワインの様で、飲み口も仄かに酸味があるため、似ている感じがします。
遠い国の飲み物に、日本酒やワインの類似点を感じることのできる面白さを味わえました。
評価:10段階評価
総合評価 7 (お酒の様な味わいですが、それ以外に嫌な癖は全くなく、ワインや日本酒に類する味わいや、タイのカオマークや台湾の酒醸に似たものもある不思議な食べ物でした。現地で手に入れたらすぐに食べた方がいいです)
香り 8 (アルコール系の香りや果実香があり、風味も同じ感じです)
甘味 6 (甘味は薄めで、アルコールっぽさのある仄かな甘味を味わいに与えています)
旨味 6 (旨味は仄かにあり、仄かなコクを与え、甘味を引き立てています)
酸味 4 (酸味は仄かにあり、有機酸は多く、味わいにコクと果実味を与えています)
飲み易さ 7 (粒々感は玄米の質感がしっかりあり、口で軽快に潰すことができ、甘味とコク、そしてワインや日本酒の様な味わいがパッと広がる不思議な食べ心地です)
商品情報
甘酒メーカー
製造:該当なし
URL:該当なし
量と価格
200g ドン(日本円換算:円)
原材料
記載無し
※黒米の玄米とメン(麹)
栄養成分表示
記載無し