商品レビュー

ハノイ市にあった甘酒(コムルウ・Cơm rượu)を飲んだ感想

ベトナムの首都ハノイで発見した玄米で作られた甘酒『コムルウ(Cơm rượu)』です。

糖度は33.8％あります。

コムルウはベトナムの伝統的な発酵飲料で、もち米、玄米、紫米などを蒸した後に、麹であるメンを振りかけ2～3日常温発酵させてできる甘酒です。

そのお味は如何に？！

香りはアルコール香とややカオマーク(タイの甘酒)に近しいものを感じ、風味はふわっとアルコール香、やや吟醸香っぽさもあり、噛むとイ草の様な香りもする。アルコールは結構割とありそうで、3～4％位か…缶チューハイに近い。

甘味はすっきりとした旨味のある甘みで、後味は非常にすっきりしています。旨味は程よく強く、あっさりとしたコクを味わいに与えています。酸味はそこそこあり、また有機酸もしっかりとあり、味わいに清涼感を与えています。粒々感は玄米の質感がしっかりあり、口の中で潰すと、仄かな炭酸の刺激とアルコール香、そして甘みが口の中に広がる感じです。

アルコールは結構強め、タイのカオマークよりは台湾の酒醸(チューニャン)に近い、また、香りや味わいは日本酒にも通じるようなものがあります。

アルコール系の香りや味わいがあるものの嫌な癖は全くなく、また仄かに果実味がある美味しい一品でお勧めです！

評価:10段階評価

総合評価 8 （味わいに日本酒に似たもの、タイのカオマークに似たものがあり、とても美味しいがアルコールはややある一品です！旅行に行かれた際は是非食べてみてください）

香り 9 （香りにアルコール香やタイのカオマークに近しい香り、風味に吟醸系のフルーティさのある香りもあります）

甘味　8 （甘味は程よく強く、仄かなコクと果実味のある甘みで、後味は非常にすっきりです）

旨味 8 （旨味は程よく強く、あっさりしながらも程よいコクと旨味を味わいに与えています）

酸味 4 （酸味はそこそこあり、有機酸も多く、味わいにコクと果実味を与えています）

飲み易さ 8 （粒々感は玄米の粒感がしっかりありますが、口の中で軽快に潰れ、アルコール香やフルーティな香り、そして甘みがパッと広がり、美味しく飲み易いです）

商品情報

甘酒メーカー

製造：不明

URL：不明

量と価格

200g ドン（日本円換算：円）

原材料

記載無し

※玄米とメン(麹)

栄養成分表示

記載無し